TiaRabbit❤ティアラビット

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「シャドウハンター」ファイナル・シーズンとなるシーズン3SideB(後半)は、2019年2月25日(米)配信となりました。
(日本配信はNetflixで翌日配信と思われます。)

「シャドウハンター」のメイン・カップルを並べてみました♪




ジェイスとクラリーのクライス(Clace)カップル。

智天使イシュリエルの血で結ばれた運命のカップル。
お互いシャドウハンター(ネフィリム)として特別な力を持っています。




アレクとマグナスのマレク(Malec)カップル。

ぶっとび魔法使いのマグナスと、生真面目シャドウハンターのアレク。
種族や性別、そして生きる時間の壁をも越える大人気カップル。

お話の中でも、作品の与える良い影響の中でも革命的なカップルだと思っています。




イザベルとサイモンのシジー(Sizzy)カップル。

オタクくんサイモンと、シャドウハンターのイジー。
オタクくんと美女の愛すべきデコボコカップル。

サイモンはヴァンパイアになり、カインの印で無敵になり、後にシャドウハンターとなる特別な存在ですが、彼は“人間”や“普通”であることを大切にしているように思えます。
サイモンくんは「シャドウハンター」のキャラクターの中でも、特別な能力や訓練を受けていないにも関わらず、元々勇敢で賢者でもあります。

機転が効いて勇敢なサイモンくん。
サイモンくんとってもかっこいいです。
当初マンデインだったサイモンくんをジェイスやアレク達は邪険にするのですが、イジーは優しくしてくれました。(新しいオモチャができた感はありましたが;;)
サイモンくんの本質をはじめから見抜いていたようなイジー♪
(原作ではイジーはラフェエルと付合ってません。マリオーンとは遊び。)

イジーの兄アレクは、サイモンといる時のイジーは、とても幸せそうだ。と言っています。




個々でも、それぞれとても魅力的なキャラクターばかりなのですが、カップルになるとその魅力がさらにパワーアップします。


〔該当項目へ移動します。 ※「もくじに戻る」か、右下の↑ボタンでページトップに戻ります。〕

「シャドウハンター(Shadowhunters:The Mortal Instruments)」について
※個人的解釈や考察が含まれます。
※聖書や伝承等については専門学者ではないので解釈が正確でない場合があります。

*1:なぜヴァレンタインがデーモン(妖魔)を使役したか〔ソロモン王72柱とレメゲトン〕

*2:「シャドウハンター」に隠された置換表現(メタファー)

*3:ヴァレンタインの人間性。息子ジョナサンとの違い。

*4:ヴァレンタインの最期と、その時のクラリーの原作とドラマ版の違い。

*5:原作3巻マグナスとアレク(マレク)のパラバタイ

*6:シャドウハンターの創生。

*7:天使イシュリエル

*8:「シャドウハンター」のヘブンリー・ファイア

*9:「シャドウハンター」のイードムと、聖書イザヤ書のエドム。

*10:原作とドラマ版のジョナサンとのリンクの違い。(チーム・グッドと、チーム・イービル。)

*11:賢者サイモンと、ミカエルの剣

*12:ヴァンパイア と人間としてのサイモンの活躍。

*13:魔法使いマグナス・ベインは、ネフィリム(シャドウハンター)種族?

*14:原作本編「シャドウハンター」シリーズでおすすめはどの巻(章)

*15:「シャドウハンター」原作について

*16:「シャドウハンター」の打ち切りは競争的戦略?




*1:なぜヴァレンタインがデーモン(妖魔)を使役したか〔ソロモン王72柱とレメゲトン〕

ずっと消化しきれなかった〔なぜ、ヴァレンタインは、妖魔を軍隊にしたのか。(原作)〕がちょっとわかった気がするので、メモです。

ドラマと原作が微妙に違っていたり、構成の順番等が違うので説明すると、ヴァレンタインは、ドラマ版シーズン2でイーストリバーに浮かぶ船の上でモータルカップを使い自分の思想を支持するシャドウハンターや人間?をさらに強化しようとしていました。

微妙にその辺、原作5巻のセバスチャン(ジョナサン)が、セカンド・モーターカップを作ってエンダークエンド (ダークシャドウハンター)を作った所に似ていますが。

イーストリバーの船のところは、原作2巻です。
(原作はけっこう壮大ですwドラマだと予算的に無理みたいで、簡略化っぽくされていましたが。)
原作でヴァレンタインは、モータル・ソードを魔転換し、それで妖魔を自在に操り兵士としていました。
↑ここが個人的に疑問だったんです。
ヴァレンタインは、ダウンワールダーを忌み嫌い、それよりも下位と思っている妖魔を、なぜ自分の兵士にするのか、理解できていない部分がありました。

妖魔を奴隷兵士として使っているだけだ。と片付けてしまえば、それまでなのですが、確かにその部分もあったと思いますが、ヴァレンタインは、悪魔リリスの血が流れるジョナサンと違って、ある意味での大義がありました。
(その大義が正しいとは言えませんが。)

ヴァレンタインは、シャドウハンターがマイノリティになることを危惧し、ダウンワールダーを排除し、シャドウハンター至上主義世界を目指しました。

そうであるならば、プライドの高いヴァレンタインは、そのいわゆる聖戦に妖魔を使いたくないのではないかな、シャドウハンターの正規軍欲しかったはずではないのかなと思っていました。

たぶんジョスリンやルークがサークルに所属していた時は、彼らをいずれ正規軍にしたかったと思いますが、かつての仲間は彼の排他的思想から離れていきました。

だから、仕方なく妖魔を軍隊にしたのか?・・・

でも、作者さんの伏線や比喩・隠喩等を見ているとただ単純にそうでもないようなと思っていました。

謎ありげ気に書きましたが、単純に私に聖書(外典含む)の知識に乏しかった為に生じた謎でした;;
聖書に詳しい方は、感じたかもしれないですけど;;

ソロモン王になぞらえてるのかな?と、感じました。



※ソロモン
旧約聖書「列王記」に登場する古代イスラエルの第3代目の王。(ダビデ王の子)
古代イスラエルの最盛期と崩壊を招いた。
(「ソロモン」はヘブライ語で“平和”を意味する言葉シェローモーの派生形。父ダビデ王から受け継いだ広大な領地を平和に治めようと努めたが、後に迎い入れた多数の嫁により他宗教を黙認した為、宗教的対立を呼ぶことになる。)

「天使ラジエルの書」(グリモワール)を託されていたともされます。
魔法使いとしても有名な賢人で、天使や悪魔を召喚し使役していたともされるので、魔法使いとしては召喚士の部類と考えられます。

また、ソロモンの魔術書は他にもあり、「ソロモン王の鍵(ソロモン王の大きな鍵)」と「レメゲトン(ソロモン王の小さな鍵)」を使って悪魔を召喚して使役していたとされる説もあります。

特に「レメゲトン」には、有名なソロモン72柱の悪魔の名や召喚、使役方法などが列挙されています。
(※「レメゲトン」は作者不明の為、ソロモン王が書いたものとは限らない。)

ソロモン王は「ラジエルの書」や「ソロモン王の鍵」、「レメゲトン」等によって天使や悪魔を使役していたことから、ヴァレンタインのその行動にも違和感は無くなりました。
あくまでも個人的な解釈と見解です。

ソロモン王とヴァレンタインが全く一緒とは言ってません。
ソロモン王は平和を維持しようとしていたわけですし、聖書の登場人物も悪魔を使役していたという解釈もあるという部分のことです。

ソロモン王もヴァレンタインも、同じように衰退していくのですが、ソロモン王はいろんな宗教や思想、種族を受け入れたことが神(一神教)に背いたことになり衰退していき、ヴァレンタインは自分の種族至上主義で、他種族を認めず排他的で破滅していくのですが。

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*2:「シャドウハンター」に隠された置換表現(隠喩・メタファー)

原作では、北欧神話や聖書の影響を受けているというのが感じられます。
(ちなみにジェイスの最初のファミリーネームだった“ウェイランド”は、北欧神話に登場する鍛冶職人:ヴェルンドの派生系の名前です。)

言葉で言ってしまうより、感じ取った方が理想的なのですが、あえて言ってしまうと、
*シャドウハンターの管理組織:クレイブ(Clave)は、その名前からも察するようにコンクラーベConclave=ローマ・カトリックの暗喩であり、ヴァレンタインや、クラリー達はプロテスタントであると感じます。
(プロテスタントにもルター派やカルヴァン派等様々なものがあります。誤解があるといけないので記載しますが、ここではどれが善悪とは言っていません。概念的や構造的な部分のみを指しています。)

原作でそれを連想させる部分として、「かつて、ガードのバルコニーから、領事がアリカンテの民衆に向けてスピーチを行っていたが、その風習はローマ教皇や王を連想させるものとして、19世紀、フェアチャイルド領事の時に廃止になった。」というようなところがあります。
おそらくこの領事フェアチャイルドは、ジョスリンやクラリー達の祖先だと思われます。
フェアチャイルドの家系は権力を一挙集中にすることを嫌っていたようです。

*シャドウハンターやダウンワールダー間での種族間争いは、主にアメリカにおいての人種問題に置き換えられるものと感じます。
過去からある白人至上主義と有色人種差別。そして、最近において今度は逆に白人がマイノリティになりつつある危機感。
逆差別という言葉もあるくらいですから複雑な問題です。
(ディズニーピクサー「ズートピア」も、“差別”と“逆差別”等、その辺やんわり隠喩されていると感じます。ピクサー系3D長編アニメ映画って「ベイマックス(原題:ビッグ・ヒーロー6)」の“復讐とは何か”等、けっこう深いテーマがあったりすると感じています。ピクサーって(「トイストーリー」がヒットしなければ)ディ〇ニーに切られそうな次期があったから、その辺も作品に重みや深さを与えている影響もありそう。)

ということで、「シャドウハンター」は、ローマ・カトリックとプロテスタントの関係性や、人種問題等に置き換えられるもの・メタファーと感じています。
(あくまでも個人的解釈です。)

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*3:ヴァレンタインの人間性。息子ジョナサンとの違い。

*ヴァレンタイン→短命で総数が減り、ルーンしか能力のないシャドウハンター(ネフィリム)種族が、不死の存在や特殊能力を持ち、さらにその総数を増やしているダウンワールダーに支配され虐げられる存在になってしまうことを恐れ、危惧していました。
※クラリーの周囲には良いダウンワールダーばかりですが、悪いダウンワールダーもたくさんいます。
ある意味、ヴァレンタインなりの大儀がありました。

*セバスチャン(ジョナサン)→父ヴァレンタインに悪魔に変えられ、虐待的洗脳教育を受け、母ジョスリンにもモンスターだと思われて捨てられたと思い込んでいる彼は、妹クラリーに対して愛情を求めます。
そして、彼女と共に世界をバーンダウンし、新世界を作り、2人で支配することを求めます。

ヴァレンタインの方が人間臭く、彼のやり方は極端で排他的であり、その部分について肯定できかねますが、
“逆差別”という問題も考えると、彼が恐れを抱く感情はわかるような気がします。

ちなみにヴァレンタインは、完全に悪魔というような感じではありません。ところどころで、人間的部分も垣間見れます。

サークルという組織も最初はクレイブの腐敗を正すというような健全な活動を目標としていたようですし、彼自身もそのようでした。

歯車が狂ったのは、ヴァレンタインの父親が狼人間に殺されてから。
それはヴァレンタインの思想をダウンワールダー排除という強硬なものへと変えていきました。

セバスチャン(ジョナサン)と違ってダウンワールダーを排除しようとしているのは、それなりの理由があるということですね。
(↑本編ではなく、短編集に載っているようです。

本編だけだと、「我が闘争」状態のかなりの悪役なんですけど、理由を知ってしまうと何が悪なのか。

いや、本編でもヴァレンタインは厳しい人だけど、実は人間的な部分もある人なんじゃ?と思うところがありました。

原作では、ヴァレンタインはマイケル・ウェイランド に扮してジェイスを育てていました。
(変身はしていません。姿はヴァレンタインのままです。)

ジェイスは、ライトウッド家に引き取られながらも、またマイケル・ウェイランド (ヴァレンタイン)とイドリスの郊外のコテージで暮らすことを心のどこかで願っていました。
また、ジェイスは、厳しくとも父(ヴァレンタイン)のことを尊敬していたことが読み取れました。
(繊細なジェイスは、素敵でした。)

そして、ヴァレンタインがジェイスをライトウッド夫妻に引き取ってもらえるよう取り計らったのは、ライトウッド家ならジェイスが幸せに暮らせるのではないかというヴァレンタインの親心的な思惑もあったかもしれないとありました。

ヴァレンタインは、自身の息子ジョナサンに悪魔リリスの血を注ぎジョナサンは悪魔のようになってしまいました。

ヴァレンタインは、自分の息子を最強のシャドウハンターにしようとしましたが、息子ジョナサンの心は悪魔の血に蝕まれてしまいます。

原作を読んでいて思ったのが、悪魔の血によって生まれ持っての悪魔のような存在のジョナサンももちろん恐ろしいのですが、私がある意味で恐ろしいと思ったのはヴァレンタインの方です。
(厳密に言えば、ジョナサンも父ヴァレンタインの実験台の被害者とも言えるので、複雑ですが。さらに厳密に言うと、悪魔リリスの血によって先天的サイコパスですが、父ヴァレンタインに虐待を受けて育った為、後天的ソシオパスでもあります。ジョスリンに育てられていれば、もしかしたら違ったかもしれないとあります。)

ヴァレンタインは、かつては高い理想を持ち、人を惹きつけ統率する能力に長けていて、容姿端麗・頭脳明晰・シャドウハンターとしての能力や地位も高く、他の同世代からの支持も高かったようで、その頃にジョスリンはヴァレンタインに惹かれ結婚します。

ドラマ版では、ヴァレンタインがNY研究所に送り込んだデーモンによりクラリーの母ジョスリンは殺害されましい、ヴァレンタインは、まさかそうなるとは思っていなかった。と言っていましたが、これはドラマ版のみのエピソードです。
(ドラマ版ではヒロイン:クラリーの成長の為に、母ジョスリンのキャラクターを死なせた設定となっています。)

原作ではジョスリンは死んでいません。
周到なヴァレンタインが、自身が送り込んだデーモンで誤って最愛の妻ジョスリンを殺させてしまうという失態は起こさせないでしょうし、ヴァレンタインは今でもジョスリンを愛しています。
原作では、彼女に自分の計画(ダウンワールダーを排除してシャドウハンターの世界を構築する)や、志を理解してほしい。という思いがあるような描写があり、またヴァレンタインは世界中にある隠れ家にジョスリンの洋服や部屋などを用意していました。

ヴァレンタインの恐ろしい所は、生まれ持っての悪ではなく、完璧に思えるような者でも、何かのきっかけで誰でも悪に転じてしまう可能性があるというところが、ジョナサン(セバスチャン)と違う恐ろしさだと思いました。



ヴァレンタインのダウンワールダー完全排除は、ダウンワールダーへの復讐心からくるものに関して。

聖書には「汝、敵を愛せよ。」(マタイ5章44節、ルカ6章27節)とあり、「あなたはあだを返してはならない。あなたの民の人々に恨みをいだいてはならない。」(レビ記19-18)という言葉があります。

また「目には目、歯には歯、〜」(出エジプト21-24、レビ記24-21、申命記19-21)というものがあり、これはやられたら、やり返すという意味合いに捉えられがちですが、受けた被害と同等の償いでなければならない。それ以上の復讐はしてはならない。
(レビ記だと復讐も恨んでもダメという意味に解釈されますが。)
(また、ハンムラビ法典にも「目には目を、歯には歯を(タリオの法)」と似たような記述がありますが、ハンムラビ法典では身分の違いによって刑罰が異なるのに対し、聖書では身分の違いによって刑罰の違いはありません。)

そして、マタイ福音書5章38節〜44節では出エジプト記21章23節〜25節の「目には目、歯には歯、〜」のことについてさらに言及がされています。

*****
「マタイ福音書」5-38:『目には目を、歯には歯を』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。

「 マタイ福音書」5-39:しかし、わたしはあなたがたに言う。悪人に手向かうな。もし、だれかがあなたの右の頬を打つなら、ほかの頬をも向けてやりなさい。
*****

マタイ5-39の「だれかがあなたの右の頬を打つなら、ほかの頬をも向けてやりなさい。 」という部分については、いろいろな解釈があるようです。
*その出来事は、神による育て・修行なので自ら進んで甘んじて受けなさい。
*ぶった相手(敵)に対しても愛情を持って対応しなければならない。

その他にも興味深い解釈がありました。

※聖書において“右”は、「授ける側」「祝福された側」「正しい側」≒神の側
(全ての部分で、その解釈とは限らないそうですが。)

*****
旧約聖書「伝道の書(コヘレトの言葉)」10章2節:
賢者の心は彼を右に向けさせ、愚者の心は左に向けさせる。
*****

※王族においては“右”は、「権力」「力」(と同時に「弱点」)の象徴のようです。

「右頬を打つ〜」のところ、かつての風習からして、手のひらで卑しい身分、奴隷を殴ると手が汚れると考えられ、右利きが多いということを考えると、相手の右頬を打つには右手の手の甲で打つことになります。

反対側の頬を差し出すということは、振り上げられた右手の手のひらで、打たせるということになります。

なんの攻撃や反論、仇返しすることなく、ぶった相手を対等の立場にでき、屈辱を与えることができる非暴力的不服従であるという解釈があります。

敵を許し、仇を返してはならないというのは共通しているのですが。
人や、口語訳によっても、こんなにニュアンスや解釈が違うんですね。



とりあえず倍返しとかはダメであり、同等の償いでなければならないということらしいです。
(本当は仇返しもダメなんですが。やられたらやり返していいとう解釈ではなく、復讐のエスカーレートを防ぐものです。)

ヴァレンタインが狼人間に父を殺され憎んでいたまではストーリー上ともかく、それが大きくなり狼人間や他のダウンワールダー全体を排除しようというのは罪ということになると思います。

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*4:ヴァレンタインの最期と、その時のクラリーの原作とドラマ版の違い。

ドラマ版では、ヴァレンタインを娘であるクラリーが殺します。
(ドラマ版ライターさんの思想にもよるかもしれませんが、なぜ変えたのか;;ジョナサンと同じような冷酷さを併せ持つを表現したかったのかな;;)

ドラマ版では、クラリーの母ジョスリンが殺されたから同等の償いかもしれませんが;;
聖書で親を手にかけることはダメで、それがどんな親であっても。
(神の“人”の創造を手伝ったという観点から見ると、その子が親を殺めることはダメです。もしなにかあれば神が処罰をくだすということになります。)

原作ではクラリーは、父の血で自身の手を染めてはいません。
天使イシュリエルを捕らえていたヴァレンタインのことを大天使ラジエルは、全て知っていて、モータルカップ・ソード・ミラーで召喚された際に、ラジエルは口から吹き出した矢でヴァレンタインを心臓を射抜き、ヴァレンタインは亡くなりました。

娘クラリーが審判を下したのではなく、御使い・天使ラジエルが審判を下しました。
これに関しては、原作の方の表現がふさわしいかなと感じました。
それと、原作の方が恐ろしさを感じました。

*****
新約聖書:「ローマ人への手紙」12章19節:
愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する」と書いてあるからである。

新約聖書:「ローマ人への手紙」12章17節:
だれに対しても悪をもって悪に報いず、すべての人に対して善を図りなさい。
*****

ドラマ版のクラリーがヴァレンタインを殺すシーンはある意味怖かったですけど;;
正当防衛でとか仕方なくとか躊躇があるわけでもなく滅多刺し;;
母ジョスリンやジェイスを殺されたからという理由がドラマ版には付け加えられますが。
(原作でもヴァレンタインにジェイスは殺されます。)

また、クラリーが仇を返してしまうということは、程度は違えど父と同じ過ちを繰り返してしまったということになります。
(目的は異なっても、父と同じに堕ちたということにもなりかねない。)

ヒロインイメージが;;
ちなみにクラリーは、善と悪の同じ側面を持ち苦悩するヒロインではないです。
それに苦悩するのは繊細なジェイスの方ですw
クラリーは、たまに彼女の親友のサイモンくんでさえゾッとするくらい冷酷な部分はありますw



クラリーは、ヴァレンタインとジョナサン(セバスチャン)の実の娘および妹です。

ヴァレンタインとジョナサンに殺され犠牲になった無実のダウンワールダーやシャドウハンターは、たくさんいます。

ドラマ版でも、シーズン2最初の方にクラリーとジョスリンは、ヴァレンタインの家族だから信用できない。や、反発があるという描写がありました。
特に、ジョナサンはダウンワールダーはもちろん、シャドウハンターの研究所を襲撃したり、彼らをセカンドモータルカップで、シャドウハンター達をエンダークエンド (ダークシャドウハンター)に変え、人間的感情は全くなくなった戦う兵器のようにしてしまった為、かなりのシャドウハンターへの衝撃はあります。
(それでも危機感のないクレイブも腐敗してますけど。)

実際問題あれだけヴァレンタインとジョナサンの悪行があれば、家族が悪だから本人も悪であると決めつけてはいけませんが、大切な人や家族を亡くした者からすると、その血が流れるクラリーを警戒するのは仕方のないことです。

原作では、エピソードや構成、お話自身が異なる為、わかりずらいですが、それらについてクラリーがシャドウハンターやダウンワールダーにとって、どんな存在(どう思われているのか、ヴァレンタインやジョナサン達とは違いを明白にした)という大事な部分が予算的にカットされてしまいました。

原作でもクラリーがヴァレンタインの娘だから信用できないという表現はあるのですが、ドラマ版とは違ってきます。

原作小説第1章(3巻)において、ヴァレンタインとジョナサン(セバスチャン)率いる妖魔軍団と戦う際、シャドウハンターとダウンワールダーは力を合わせなければ到底、その軍団に勝つことは不可能でした。

しかし、シャドウハンターとダウンワールダーが手を取り合い協力すれば、妖魔軍団に勝つことは可能です。

それを可能にしたのは、エンジェルルーンを創り出すことができるクラリーです。

最初は、誰もクラリーにそんな力があることをみんな信用しませんし、ヴァレンタインの娘だと罵られます。

そこであのシーンが出てきます。
(私が、いつものようにシャドウハンターの記事で書いている感動したシーンです。)

クラリーは、ヴァレンタインとジョナサンの妖魔軍団に勝つ為にシャドウハンターとダウンワールダーが協力できる(お互いのパワーを共有できるパラバタイ)のルーンを作りました。
(通常は、ルーンはシャドウハンターであるネフィリムか稀に人間のみが刻めるもので、それ以外の者がルーンを刻むと死ぬか、Forsaken見捨てられし者(ドラマ版では“切り捨て対象者”)になりデーモンのようになってしまいます。)

このシーンなんでドラマ版にないんだろうTT
とても感動したし、第1章と2章を比較しても、このシーンを超える感動シーンはなかったのに。
たぶん予算の関係だと思いますけど。
原作は、けっこう壮大です。
(あくまで個人的感想です。)

全員クラリーの特別な力を信用していません。
クラリーは自身の特殊な力が嘘ではないこと、彼らに信用してもらう為に、自身にエンジェルルーンを刻みました。

そのエンジェルルーンは、壇上にいるクラリーを見た人が、クラリーの姿がその人にとって、心の底から大切な人に見えるというものでした。

そこでいつも記載させていただいている“アレクには、その姿はマグナスに見えた。”のシーンです。

シャドウハンターは人間界よりも保守的で、優等生で生真面目なアレクは、マグナスを愛しているもののゲイであることを両親や周りに隠そうとしていましたが、命を掛けたヴァレンタインとジョナサンの妖魔軍団との戦いの前に、アレクは、やっと本当に愛しているのはマグナスだということを思い知り、何のためらいも迷いもなく、一直線に向かって行ってマグナスのもとへと向かって行って、両親やシャドウハンター、ダウンワールダーのみんなの前でマグナスにキスします。
(後に、そのシーンは同じくLGBTカップルであるアリーン・ペンハローとヘレン・ブラックソーンのレズビアンカップルに勇気を与えてくれたと、彼女達が語っています。)

ちなみに、原作ではこの時、アレクとマグナスは、クラリーのエンジェルルーン(シャドウハンターとダウンワールダーがパワーを共有できる特別なパラバタイのルーン)によって、一時的なパラバタイになっています❤️

シャドウハンターとダウンワールダーは、クラリーのエンジェルルーンによって、ひとつとなり、手を取り合い協力し、ヴァレンタインとジョナサンの妖魔軍団に勝てたのです。

なので、このことによりクラリーは、ヴァレンタインの血が通っていようともシャドウハンターとダウンワールダー、両者を救った英雄的位置付けになりました。

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*5:原作3巻マグナスとアレク(マレク)のパラバタイ

ちなみに、ドラマ版シーズン2ラスト辺りで、ジェイスがヴァレンタインに刺され死亡した際に、パラバタイのルーンで繋がっていたアレクが、その異変に痛みで気付くのですが、原作には、このアレクがジェイスの死に気付く部分はありませんでした。
(もちろんパラバタイのどちらかに何か起これば、ルーンのリンクによって気付くのは原作でもドラマでも共通していますが。)

原作ではジェイスがヴァレンタインに刺されたその時、
アレクはマグナスと、クラリーのエンジェル・ルーンによってパラバタイになっていました。
(↑クラリーのみが作れたルーン:シャドウハンターとダウンワールダーを結ぶ・お互いの力を共有できる特別な素敵なパラバタイです。)
後から気付いて、あーそうだあの時はアレクはマグナスとパラバタイだった!って思い出しました^^
(原作では、マグナスとアレクは特別なパラバタイだったことがあるんです♪マレク・パラバタイ♪)

そのシーンは、原作3巻(日本語翻訳本有)の最後の方にあります。
こちらのブログで幾度も書いているのですが、とーっても感動するマレクシーンです。
この本買って良かったな。って思ったと、いつもこちらのブログで言っています^^
泣きそうなくらい感動しました。
あのシーンは、全6巻の中でも個人的に1位を争うくらいの感動シーンです。

アレクの方からパラバタイになってってマグナスにいった感じです。
(↑ヴァレンタイン&セバスチャンの妖魔軍団との最終決戦を目前に、アレクは、マグナスを本当に愛していることに気付き、みんなの前でマグナスにキスしに行ったんです❤かわいい❤)

ちなみに、通常のシャドウハンター(ネフィリム)のパラバタイでは、パラバタイ同士は、夫婦や家族と同じくらいの強い絆の結び付きとなるものですが、基本的にパラバタイ同士のロマンティックな関係は認められていません。

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*6:シャドウハンターの創生。

「シャドウハンター」においては、ネフィリムの創生は聖書に沿ってはいません。

近い感じだと旧約聖書「創世記」6章1〜4節:
そのころ、またその後にも、地にネピリムがいた。これは神の子たちが人の娘たちのところにはいって、娘たちに産ませたものである。彼らは昔の勇士であり、有名な人々であった。
(神の子=天使。)

ネフィリムが英雄であるとされているのは主にこの部分のみです。
それ以外の「民数記」、聖書外典「ヨベル書」、「エノク書」においては、巨人で“悪”のように表現されています。

これを「シャドウハンター」に置き換えて考えてみると、「創世記」の英雄とされるネフィリムが“シャドウハンター”であり。
「ヨベル書」「エノク書」の共喰いをするネフィリムが“エンダークエンド (ダークシャドウハンター)”に結び付けられると思っています。

※ネフィリムの名前の意味→「天から墜ちてきたもの達」



[「シャドウハンター」におけるネフィリムの創造]

地上に悪魔が降りて来て、人間は苦戦を強いられていました。
大天使ラジエルは、モータルカップに自らの血を注ぎ、ジョナサン・シャドウハンター(シャドウハンターの始祖、ジョナサン(セバスチャン)ではない。)に飲ませ、シャドウハンター(ネフィリム)にしました。
そのジョナサンの親友でパラバタイはデヴィッド・サイレント(サイレント・ブラザー)です。

この部分については、
*****
聖書「マタイ福音書」26章26節〜28節:
26章26節:一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「取って食べよ、これはわたしのからだである」。

26章27節:また杯を取り、感謝して彼らに与えて言われた、「みな、この杯から飲め。

26章28節:これは、罪のゆるしを得させるようにと、多くの人のために流すわたしの契約の血である。
*****

の聖杯のことになぞらえているのかと思います。

また、シャドウハンターの始祖ジョナサンとデヴィッドについては旧約聖書「サムエル記」のサウル王の息子ヨナタン(変化形ジョナサン)と、ダビデ(変化形デヴィッド)の友情関係のようです。

ヨナタンの父サウル王は、ダビデが次の王になることを恐れ彼を追い詰めますが、息子のヨナタンは、ダビデが次の王にふさわしい(神に選ばれし王)と感じていた為、親友のダビデをかばい、逃し、父サウルを説得したりします。

しかし、ダビデを助けながらも、ヨナタンは父に反旗を翻したり、刃を向けることなく、父と共に戦った戦で亡くなります。
(旧約聖書のダビデとヨナタンの友情のところ好きです。)

「シャドウハンター」のジェイスの本名はジョナサンです。ジョナサンはヨナタンの変化形です。
(ジェイスという名前はライトウッド家に引き取られた時に付けられた愛称です。)

ドラマ版ではヴァレンタイン変身しちゃってるので、わかりづらかったのですが、原作ではヴァレンタインは変身せず、名前だけ変えてジェイスを育ていました。
ジェイスは、(育ての)父ヴァレンタインに刃を向けることができないというか、幼い時厳しくも威厳のあるヴァレンタインを尊敬していたり、いつかまた父と過ごしてイドリス郊外のコテージで一緒に暮らしたいとも思っていました。
今のヴァレンタインが悪とわかっていても葛藤している繊細な部分が、ワイルドな見た目に反してジェイスの魅力でした。
そんなジェイス(本名ジョナサン)は、聖書「列王記」のヨナタン(変化形名ジョナサン)と重なります。

ヴァレンタインの本当の息子の本名もジョナサンです。
(本名はジョナサン・クリストファー・モーゲンスターンですが、原作では彼自身は自分を虐げた親から名付けられた“ジョナサン”という名前を嫌い、セバスチャン・モーゲンスターンと名乗っています。)

ヴァレンタインは自分の子供を最強のシャドウハンターにしたかったとありますし、シャドウハンターの始祖であるジョナサンと同じ名前にしたのだと思います。

※シャドウハンターにとって、彼らの始祖である“ジョナサン”という名前は、けっこう一般的な名前で珍しくはない名前のようです。



[「シャドウハンター」におけるエンダークエンド(ダークシャドウハンター)の創造]

セバスチャン(ジョナサン)が、元サークルであったアイアン・シスターズにセカンド・モータルカップ(インファーナル・カップ)を作らせ、儀式でヴォイドに追放されている悪魔リリスを一時的に呼び出し、リリスの血をインファーナル・カップに注ぎ、エンダークエンドの志願者に飲ませたり、無理やりシャドウハンター達にそのカップから血を飲ませエンダークエンド(ダークシャドウハンター)にしました。
(※ヴォイド(Void)・・・実際に宇宙空間に存在する完全なる“無”の空間。ブラックホールの高密度空間とは異なります。
「シャドウハンター」において悪魔は滅ぶことはなく、倒されてもヴォイドに送られ、何千何万年もかけてイードムや地上に戻ってきます。)

シャドウハンターの戦闘服は“黒”ですが、エンダークエンドの戦闘服は“赤”です。
(「シャドウハンター」において、黒は戦闘の色、白は哀悼の色、赤は儀式の色、ゴールドはウェディングの色です。)

エンダークエンド(ダークシャドウハンター)は、シャドウハンターよりも強力な戦闘能力を持ちますが、その人間性は完全に失われ別人、むしろ人ではなくなります。

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*7:天使イシュリエル

その前に、ネフィリムであるヴァレンタインがどうやって天使捕まえたんだろう;;
作中には、悪魔の方が召喚しやすい(が代償がある)とあります。
悪魔的な何か?リリスに手を借りたとか?
(短編集にあるのかな?)
聖書外典エノク書だと、ネフィリムは堕天使なので;;
アザゼルは、その堕天使達を引き連れたリーダーでした。

大天使ラジエルが、ヴァレンタインから解放された天使イシュリエルに後から、その悪事を聞いたのか、その前から知っていてのか不明ですが。
天使イシュリエルは、ヴァレンタインの同等以上報復の罪や悪事を暴くために、あえて捕まっていたのかなとか思ったりします。

イギリス詩人ジョン・ミルトンの「失楽園」では、天使イシュリエルは、エデンの園に侵入していたサタン(ルシファー)を暴いたとされているので、ヴァレンタインをルシファーになぞらえると、イシュリエルは、彼の正体を暴くために、あえて捕まっていたのかなと思います。
(イシュリエルの名前は“神の発見:discovery of God”の意味です。)
(モーゲンスターンは、“モーニングスター=明けの明星=ルシファー”です。)

ちなみにジョン・ミルトンの「失楽園」でイシュリエルは大天使ガブリエルに仕える天使で、生命の樹を守っているともされるケルブ(智天使)であるということもあるらしいのですが。
(資料が少ないので、諸説のうちの一つとして。)

アダムとエヴァが食べた禁断の果実は“知恵の実”で、その他に“生命の樹”というものがあり、その実を食べると永遠の命が授かるそうです。

知恵の実を食べた人間が、生命の樹の実まで食べてしまうと、神と同じような存在になってしまいます。

*****
口語訳聖書「創世記」3章22節:
主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」。

新共同訳聖書「創世記」3章22節:
主なる神は言われた。「人は我々の一人のように、善悪を知る者となった。今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きる者となるおそれがある。」
*****

↑一神なのに、“我々”という複数形になってますけど。ヘブライ語の原文が読めないから、実際はどんな訳なんだろう。時代や地域ごとの口語訳によってニュアンスがけっこうところもあります。解釈によっても違いますが。
天使も含めた意味なのかな?そもそも天使って不死な存在なのかな?

その生命の樹はケルビム(ケルブの複数形)で守られていて、その樹の周りを炎の剣が回って守っているというものがあります。

口語訳聖書「創世記」3章24節:
神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、回る炎のつるぎとを置いて、命の木の道を守らせられた。

新共同訳聖書「創世記」3章24節:
こうしてアダムを追放し、命の木に至る道を守るために、エデンの園の東にケルビムと、きらめく剣の炎を置かれた。

もしイシュリエルがケルビムという説であれば、イシュリエル捕まっている間、生命の樹の実がノーマーク状態じゃないかと思ったり;;
いやたぶんケルビムは智天使の複数形なのでいっぱいいると思いますけど。

さて、この生命の樹を守る“回る炎の剣(きらめく剣の炎)”気になりますよね。

「シャドウハンター」原作小説最終巻6巻のタイトルは「City of Heavenly Fire(天の炎街)」です。

この天の火は、聖書で言うどの“火”なのか、生命の樹を守っているきらめく剣の炎なのかな?
聖書において、“火”は“神の聖さ”、“神の裁き”の象徴のようです。

ちなみに、原作では大天使ラジエルから授かった熾天使ミカエルの剣によりジェイスの体へとヘブンリーファイアが宿ります。

*熾天使(セラフィム)
「燃え盛る天使」の意味。
天使階位の最上位。
ミカエルや堕天前のルシフェルが該当する。
6枚の翼

*****
イザヤ書6章1〜2節:
わたしは主が高くあげられたみくらに座し、その衣のすそが神殿に満ちているのを見た。
その上にセラピムが立ち、おのおの六つの翼をもっていた。その二つをもって顔をおおい、二つをもって足をおおい、二つをもって飛びかけり

*****

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*8:「シャドウハンター」のヘブンリーファイア

〔Hevenly Fire〕
原作最終巻6巻サブタイトルの「Heavenly Fire(天国の火)」は、イザヤ書で言われている火はこの“火と剣”のことかもしれません。

*****
「イザヤ書」6章:
6節:この時セラピムのひとりが火ばしをもって、祭壇の上から取った燃えている炭を手に携え、わたしのところに飛んできて、

7節:わたしの口に触れて言った、「見よ、これがあなたのくちびるに触れたので、あなたの悪は除かれ、あなたの罪はゆるされた」。

*****

熾天使セラピムが祭壇から取った火は、悪を取り除き、罪が許される火。

また、
*****
「イザヤ書」66章16節:
火と剣で、世界をさばくのです。
主に殺される者が、いかに多いことでしょう。.

「Isaiah」66-19:
For by fire will the LORD enter into judgment, and by his sword, with all flesh; and those slain by the LORD shall be many.
*****

聖なる火と、裁きの火。

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*9:「シャドウハンター」のイードムと、聖書イザヤ書のエドム。

さらに「イザヤ書」では、イードムとリリス(夜の魔女)についての記述があります。

*****
「イザヤ書」34章:
9:エドムのもろもろの川は変って樹脂となり、その土は変って硫黄となり、その地は変って燃える樹脂となって、
10:夜も昼も消えず、その煙は、とこしえに立ちのぼる。これは世々荒れすたれて、とこしえまでもそこを通る者はない。
*****

↑ドラマ版とは異なり、「シャドウハンター」原作6巻において、クラリー達は、地下世界に存在するシーリーの王宮からイードムの入口を見つけ、そこからイードムに入って行きます。
(優等生アレクが、シーリーの騎士メリオーン(マリオーン)が奥の方から出てきた時、足にタール(樹脂)が付いていたことに着目し、その奥がイードムであることに気付きました。)

エドムは、「シャドウハンター」でいうイードムのことであり、エドムは聖書においては、イサクの双子の息子:兄エサウ、弟ヤコブの兄エサウの子孫となります。

エサウは、大切な長子の権利をレンズ豆のスープと引き換えに、弟ヤコブに軽い気持ちで譲ると口約束してしまいました。
双子の兄弟の母リベカは兄エサウより、弟ヤコブを愛していた為、ヤコブに吹込み、兄エサウのふりをさせて、年老いて目が見えづらくなっていた父イサクから、長子の祝福を受けさせます。

口約束はしたものの、弟ヤコブに長子権を横取りされてしまった兄エサウは、弟ヤコブと対立します。
後に2人は和解します。

しかし、エサウの子孫エドム人は、度々ヤコブの子孫イスラエルの民(神の民)と対立します。

絵画「バベルの塔」で有名なブリューゲルの絵画で残されている「ベツレヘムの嬰児虐殺」(マタイの福音書2章)を行なったヘロデ大王は、エドム人(イドマヤ人)。
(ブリューゲルのその絵は、子ども達の絵が、何者かの手によって犬や壺に描き変えられたそうです。)

といことで、エドムはしばしば聖書において神の子イスラエルに対立する存在として描かれています。

そして、イザヤ書34章において、エドムが荒野となった部分が描かれています。

「シャドウハンター」日本語訳では“イードム”となっていて“エドム”とはことなる響きとなっていますが、英語版のスペルは同じ“Edom”です。



聖書でのリリス(夜の魔女)について

*****
「イザヤ書」34章:
12:人々はこれを名づけて「国なき所」といい、その君たちは皆うせてなくなる。
13:そのとりでの上には、いばらが生え、その城には、いらくさと、あざみとが生え、山犬のすみか、だちょうのおる所となる。
14:野の獣はハイエナと出会い、鬼神はその友を呼び(山羊の魔神はその友を呼び)、夜の魔女もそこに降りてきて、休み所を得る。
15:ふくろうはそこに巣をつくって卵を産み、それをかえして、そのひなを翼の陰に集める。とびもまた、おのおのその連れ合いと共に、そこに集まる。
*****

夜の魔女=リリス
鬼神(山羊の魔神)=ルシファー
鬼神のその友=堕天使達

フクロウは、リリスのシンボルともされており、「シャドウハンター」シーズン3前半でジェイスがアウル(フクロウ)の仮面を被っていたのは、その関連だと思います。

「シャドウハンター」においてイードムは、リリスと、マグナスの父アスモデウスの領域となっています。

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*10:原作とドラマ版のジョナサンとのリンクの違い。(チーム・グッドと、チーム・イービル。)

ドラマ版では、セバスチャン(ジョナサン)はクラリーと悪魔的リンク(悪魔的パラバタイ)になるようですが、
原作小説5巻ではセバスチャンとジェイスが悪魔的リンクになります。

それを断ち切る為、チーム・グッド(サイモン、アレク、イジー、マグナス、マイア、ジョーダン)が試行錯誤するのですが、その際、悪魔アザゼルを召喚し失敗します。
(悪魔召喚は容易にできても代償が伴う。)

天使を呼び出すのは簡単ではなく、無礼に呼び出すと命を落とすともされ、悪魔を召喚するより難しいと作品の中では言われています。

勇敢で機転の利くサイモンくんが、カインの印が刻印されている自分であれば、たとえ大天使ラジエルでも手を出すことができない。
自分がラジエルと交渉し、セバスチャンとジェイスの悪魔的リンクを解く方法を教えてもらう。と言います。
サイモンくん好きです。
(サイモンの額のカインの印は、ドラマ版ではシーリーに刻印されましたが、原作ではクラリーが刻印しました。サイモンくんが志願して、そして、クラリーは彼を守る為に、カインの印を刻みました。イシュリエルの血が入っただけのクラリーに、そんなゴッドサインのルーンが書けたかは深く考えないでください;;)

その時、クラリーはと言うと、
悪魔的パラバタイとなったセバスチャン(ジョナサン)とジェイスを探る為、
彼らと行動を共にし、世界を周ります。
チーム・イービル(セバスチャン&ジェイス&クラリー)は、ヴェネチア→プラハ→パリ→アイルランド(バレン高原)に行きます。
(ドラマ版の赤毛のジョナサンと黒髪クラリーのシーンが撮影されたのはパリです。この部分をアレンジしたエピソードになるのかもしれません。)

悪魔的パラバタイのセバスチャンとジェイスは、意外にも意気投合していて、ずっと連れ添った相棒みたいになっていますが、
それは、リリスの悪魔のリンクによって、ジェイスがセバスチャンの意志に無抵抗に心から従うように魔力が掛けられているからです。

しかし、繊細なジェイスは悪魔的リンクが解かれた後でも、同じヴァレンタインに育てられたセバスチャンのように悪魔になっていたかもしれないのは、自分かもしれない。
自分は、たまたま天使イシュリエルの血を注がれ、10歳の頃にライトウッド家に預けられたから悪魔のようにならなかったが、
もしも、セバスチャンのように悪魔リリスの血を注がれ、ずっとヴァレンタインに育てられていたら、どうなっていたかわからない。と思っています。
敵であるセバスチャン(ジョナサン)を倒そうとする一方で、クラリーと違い繊細なジェイスは、ジョナサンを擁護することはないものの同情するところがあります。

※ドラマ版と違い原作ではヴァレンタインは、ジョナサンを途中でイードムに送らず、ずっと育てていたようですが、
悪魔の血を持った扱いづらいジョナサンを服従させる為、精神的・肉体的虐待をしています。
(ジェイスにはありませんげ、セバスチャンの背中には、父ヴァレンタイン無数の鞭の傷跡があります。)

もしも、セバスチャン(ジョナサン)が、悪魔の血が注がれず母ジョスリンに育てられていたとしたら、
ジェイスのパラバタイになっていたのは、ジョナサンだったのかもしれません。


http://cassandrajp.tumblr.com/post/113686934451/shadowhunter-flowers-the-mortal-instruments
※チーム・イービル
→セバスチャン、ジェイス、クラリー
(クラリーは、ジェイスを救う為、スパイで一緒に行動しているだけです。)

※チーム・グッド
→サイモン、アレク、イジー、マグナス、マイア、ジョーダンのジェイス救出作戦チーム。

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*11:賢者サイモンと、ミカエルの剣

さて、原作5巻でサイモンくんは、ジェイスとジョナサン(セバスチャン)の悪魔的パラバタイ(リンク)を切る手段を得る為に、マグナスの魔力で大天使ラジエルを召喚し、交渉します。
(第1章であれだけモータルカップやソードやミラー集めてやっと呼び出したのに、あっさり召喚w)
※原作で、ジョナサン(セバスチャン)とリンクするのはクラリーではなく、ジェイスです。

このシーンのサイモンくんは、さすがって感じです^ ^
天使は滅多なことがなければ、人間やシャドウハンター、ダウンワールダー等の下界のことに干渉・協力はしません。
(悪魔を呼び出し願いを聞いてもらうのは簡単ですが、その代わり代償があります。天使を召喚するのはさらに危険で、無闇に呼び出すと処罰・殺されたりします。)
下手をすると、死ぬかもしれない大天使ラジエルの召喚・交渉にサイモン君は自ら志願します。
しかし、サイモンくんには神の印“カインの印”があります。
サイモンくんは、この負要素とも思われる“カインの印”を自らの機転の良さと賢さと勇敢さで有効活用します。
(転んでも、ただじゃ起きないのがサイモンくんのかっこよさです。マイナスをプラスに転じる力を持ってるのがサイモンくんです。)

大天使ラジエルも、セバスチャンとジェイスの悪魔的リンクを切るというような(その部分だけ見れば)ごく個人的なことには干渉しない、協力はできません。
勝手に呼び出して無礼な奴めみたいな感じで、大天使ラジエルはサイモンくんを冷たくあしらい断ります。

サイモンくんは、額のカインの刻印をラジエルに見せ、「僕にはカインの印が付いています。あなたが、言うことを聞いてくれるまで僕は何度だって、あなたのドアベルを鳴らします。(言うことをを聞いてくれるまで、何度も召喚します。)」と言いますw

聖書において神がカインに刻印した印が付いたサイモンくんには、御使いの天使も彼には手が出せません。

そんなサイモンくんに、大天使ラジエルも呆気にとられますw
むしろそれを通り越して、「シモン・マカバイ(シモンとサイモンのSimonスペル同じ)のように勇敢だ。」と、サイモンくんを褒め称えます。

※シモン・マカバイ:Simon Maccabaeus(サイモンSimonとスペル同じ。)
ハスモン朝イスラエルの最初の統治者

サイモンくんは「僕の名前はサイモン・ルイスです。」と丁寧に訂正w
(↑その前に名前でマグナスにいじられてたのが原因かとw)

そこで、ラジエルは神の刻印カインの印を取り去るのと引き換えに、サイモンに“グロリアス”という剣を渡しました。

グロリアスの剣は、旧約聖書「ヨシュア記」(モーセの後継者ヨシュア)ジェリコの壁(イェリコの壁)で、ヨシュアの前に現れた“抜き身の剣”を持つ将軍の持っていた剣です。

*****
旧約聖書「ヨシュア記」:
5章13節:
ヨシュアがエリコの近くにいたとき、目を上げて見ると、ひとりの人が抜き身のつるぎを手に持ち、こちらに向かって立っていたので、ヨシュアはその人のところへ行って言った、「あなたはわれわれを助けるのですか。それともわれわれの敵を助けるのですか」。

5章14節:
彼は言った、「いや、わたしは主の軍勢の将として今きたのだ」。ヨシュアは地にひれ伏し拝して言った、「わが主は何をしもべに告げようとされるのですか」。
*****

このヨシュアの前に現れた“抜き身の剣”を持つ主の将軍は、熾天使ミカエルであるという解釈があります。

※俗説でミカエルは、堕天使ルシファー(熾天使ルシフェル)の双子の弟という説があります。
(ミカエルとルシファーの関係性が、ジェイスとジョナサン(セバスチャン)に似ていると思います。
(“モーゲンスターン”は“モーニングスター”→“明けの明星”→“ルシファー”)

また、サイモンくんの手に渡されたグロリアスの剣には「Quis ut Deus?」とラテン語で言葉が刻まれています。
(ミカエルの彫像等で剣や盾にこの文字が刻まれていることがあります。)

この意味は「Who is like God?(神に似たる者は誰か?)」です。

熾天使ミカエルの名前は、ヘブライ語で“神にのような、神に似た者”という意味があります。

しかし、ユダヤ教のタルムードでは「誰が神のようになれようか。」という反対の意味を持ちます。

ちょっと脱線しましたが;;
要は、座天使ラジエルさん、熾天使ミカエルさんの剣を借りて、サイモンくんに又貸ししちゃってますけど?
(たぶんその剣、サマエル(≒ルシファー)倒す時に使った剣じゃないですか?;;)
が言いたかっただけですw

ラジエル:「ミカエルの剣貸してくんない?」

ミカエル:「え?何で?」

ラジエル:「なんか変なオタクが俺のこと勝手に呼び出して、助けてくれるまで何度も呼び出す。とか言ってんだけど。」

ミカエル:「そんな無礼な人間は処罰すればいいだろ?」

ラジエル:「それが無理なんだ。なんかカインの印付いてるんだけど。イシュリエルの血を持ったシャドウハンターが描いたらしいけど。」

ミカエル:「は?まじかよ。ったくイシュリエルの奴。仕方ないな、ちょっとだけだぞ。そのかわり、カインの印と引き換えにしろ。」

※↑上記のやりとりは原作にはありません。
ちょっと想像しておもしろかっただけです^ ^

上記の生命の樹を守っているケルビム(天使階級第2位:智天使)にイシュリエルも含まれているのであれば、セフィロトの樹(生命の樹)で、第6のセフィラの「ティファレト(Tiphereth)の守護天使になっている熾天使ミカエルとも仲がいいんじゃないかなと、勝手に思ったのですが。

賢者サイモンくんは、カインの印と引き換えに、ジェイスを悪魔的リンクから救う剣グロリアスを手に入れました。

イザベルがサイモンをめちゃくちゃ好きなのは、そのような優しさ+賢さと機転の良さと勇敢さを持っているからです。
(元からサイモンくん、めがねをはずすとイケメン設定で、モーリーンちゃんなど隠れファンが多くいます。)

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*12:ヴァンパイア と人間としてのサイモンの活躍。

「シャドウハンター」って、ネフィリム、ヴァンパイア、狼人間、魔法使い、妖精等の種族が活躍しますが、人間種族ほぼ蚊帳の外です。
原作「シャドウハンター」において、ダウンワールダーとの平等性を描く一方で、シャドウハンターはマンデイン(人間)をバカにしている傾向があります。
ですが、サイモンくんに視点を当てると、“人間”としてかなり活躍し、シャドウハンター達を救っていることがわかります。
(原作では、サイモンの活躍シーンが多く、彼が主人公と思えるところが多々あります。)

サイモンくんはヴァンパイアになってしまいましたが、元はマンデイン(人間)であり、ヴァンパイアに変異する際は、儀式で土に埋められてから蘇りました。

聖書の側面からサイモンくんを見ると、サイモンくんは、ある意味“人間種族”としても活躍しているとも考えられます。
(そう考えると、よく考えられた作品だなぁ。っていつも思います。偶然かもしれないですけど^ ^;;)

旧約聖書「創世記」のカインとアベル(アダムとエヴァの最初の子達:兄カイン、弟アベル)。

サイモンは、弟アベルの血が染み込んだ大地の土から蘇り、兄カインの印で保護され、そしてそのカインの印を使いアダム(人)の最初の妻で悪魔となったリリスを葬ります(ヴォイドに送る)。
(あくまでも個人的解釈です。)

また個人的に、輪廻転生の観点で考えると、ヴァンパイアは“現世のプリズナー”だと思っているので、一番人間に近い種族だと思っています。

サイモンくんかっこいいです。本当。
原作ではサイモンくん、けっこう活躍してるんですけど、ドラマ版サイモンくんの活躍シーン少ないのは、本当に残念です。

特にライトウッド兄妹はサイモンくんがいなければ、命を落としていたかもしれないというのに。マグナスも。

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*13:魔法使いマグナス・ベインは、ネフィリム(シャドウハンター)種族?

「シャドウハンター」原作
5巻「失われた魂の街」と6巻「天の炎の街」において、マグナスがネフィリムなのではないかという記述があります。

5巻:アレクはマグナスとの生きる時間の違いについて悩んでいました。アレクはカミーユに騙され、廃墟になった地下鉄のトンネルに呼び出され、そこにはマグナスがいました。
アレクの悩みを知っていたマグナスは、アレクから遠ざかります。

その時に、マグナスはアレクの持っていたウィッチライトを握ります。

ウィッチライトは本来ネフィリム種族でなければ光を発することはできない(扱えない)様子です。
(“ウィッチ”というから魔法使いも使えそうですが;;)

しかし、マグナスが握るとウィッチライトが光を放ちました。
ですが、シャドウハンターと違い、その光はダークレッドに光りました。
(原作ではアレク達がマグナスの父親が誰であるかまだ知りません。アレクは、ウィッチライトがダークレッドに光ったことに驚いている様子でした。)

6巻:セバスチャン(ジョナサン)によってイードムに閉じ込められたクラリー達。
唯一イードムから脱出する方法は、マグナスの父親でありイードムの支配者の一人であるアスモデウスの力を借りることでした。
(イードムは、アスモデウスとリリスの領域。)

アレクは地下鉄のトンネルで、シャドウハンターにしか扱えないウィッチライトが、マグナスが握るとダークレッドに光を放ったことを思い出します。

マグナスがウィッチライトをダークレッドに光らせた原因が、マグナスが堕天使アスモデウスの息子だからであったからだとわかります。

聖書に(外典含む)おいてネフィリムは、英雄であるというものと、巨人や悪であるというものがあります。
どちらかというと堕天使が人間の娘を娶ってネフィリム(巨人)ができた意味合いが強そうです。
(「進撃の巨人」もこのアザゼルのネフィリム(巨人)ベースなのかなと個人的解釈してます。)

シャドウハンターにおいてのネフィリムは、シャドウハンターの始祖ジョナサン・シャドウハンターが、ラジエルの血をモータルカップで飲んだ為、シャドウハンター(ネフィリム)になりました。
よって、「シャドウハンター」での“ネフィリム”の概念は、堕天していない天使の血と人間のハーフが、“ネフィリム”であると考えられます。

聖書で、神に反旗を翻した美しい熾天使ルシファー(堕天前はルキフェル)。
彼に従って堕天した天使は、全天使の1/3とも言われています。
その中にマグナスの父であるアスモデウスもいます。

アスモデウスは、元は智天使という高い地位の天使でしたが、ルシファーとともに堕天し、堕天使(悪魔)アスモデウス(地獄の王子:Prince of Hell)となりました。

マグナスは、堕天使の血を直接引いていることになりネフィリムのようですが、「シャドウハンター」における天使の血によるネフィリムとは違い堕天使の血によるネフィリムの為、ウィッチライトは扱えても、通常とは違うダークレッドの光を放ちました。
(ネフィリムではあるかもしれないが、堕天使(悪魔)の血が混ざっているので、厳密にはシャドウハンターではない。)


http://cassandraclare.tumblr.com/post/145049014204/cassandrajp-been-listening-to-let-there-be
マグナスは、シャドウハンターになる?
こればかりは原作者さんじゃないとわかりませんが。

今後発売されるマグナスとアレク中心のブックシリーズで、どうなるのかわかりますせん。

「シャドウハンター」は、稀にネフィリムでなく人間もなれるとあり、実際に本編その後のストーリーで、サイモンくんはシャドウハンターになりサイモン・ラブレースとしてクラリーのパラバタイになりました。
またシーリー(妖精)とネフィリムのハーフであるヘレン&マーク・ブラックソーン姉弟もシャドウハンターになっていたり、
ジェイスの祖先のお話「インファーナル・デバイス」のヒロイン:テッサ・グレイは、魔法使いとシャドウハンターのハーフらしいので、その可能性は0ではないと思います。
(シーリーは天使の血が元々入っているからシャドウハンターになりやすいのかもしれませんが。)

可能性としては、聖書イザヤ書にもある天の炎で悪を浄化すれば善の部分が多いと思われるマグナスは、生き残りネフィリムになり得る可能性はあります。

しかし、その手法は原作5巻と6巻で、ジェイスとセバスチャン(ジョナサン)に使った手法なので3回もそのプロットを使い回すかどうか不明です。
(ジェイスは善が多かった為、天の炎で死にませんでしたが、セバスチャンは悪の方が多かったので、本来の優しいジョナサンに戻ったものの亡くなりました。)

個人的には、マグナスはネフィリムにはならず、スペシャルな魔法使いのままで活躍して欲しいのですが。

マグナスの魅力的なところは、悪魔の血を持っていても、その人の考え方や努力次第で、善にもなり得るという尊い存在であると思っています。

そういった意味で、マグナスに堕天使(悪魔)アスモデウスの血が流れているということには、とても意義があることだと思っています。
なので、そのままのマグナスでいて欲しいです。

「シャドウハンター」の何が好きかと言うと、
天使の血が流れていて完璧に思えるような存在でも、そうではなく、
悪魔の血が流れていて(上手い言葉が見つからず申し訳ないですが;;)ある意味欠陥があっても、善にもなり得るというところが好きです。

上記だと、悪魔リリスの血が注がれたセバスチャン(ジョナサン)の説明がつかなくなってしまいそうですが、
ジョナサンも、もしもジョスリンに育てられていたら、冷酷な者にはならなかったであろう。と言われています。
(ヴァレンタインの偽装工作により、ジョスリンはジョナサンが火事で亡くなったと、ずっと思っていました。)

悪魔アスモデウスの血が直接的に流れているマグナスは、いたずらっぽい性格ですが、とても良識人です。

先天的なサイコパスでもあるセバスチャン(ジョナサン)なのですが、後天的なソシオパスの部分が大きい可能性があります。
その理由は、ジョナサンは父ヴァレンタインが精神的及び外傷的虐待をしていたことが理由にあると思います。
ジョナサンの背中には、父ヴァレンタインに鞭で打ちつけられた無数の傷跡があることをクラリーは確認しています。

しかしながら、同じくヴァレンタインに育てられたジェイスには、そのような傷は一切ありません。
ヴァレンタインが悪魔の血によって操縦しづらいジョナサンを服従させる為、虐待していたようです。

ヴァレンタインは、ジョナサンとジェイスを別々の場所で育て、隔絶された世界にいました。
ジェイスは10歳くらいの時にライトウッド家族に引き取られましたが、原作ではジョナサンはヴァレンタインとずっといた様子です。(ドラマ版では、手が付けられなくなったジョナサンを父ヴァレンタインがイードム送りにするという仕打ちをしていますが。)
ジョナサンが悪魔のようになってしまったのは、悪魔の血が流れているからという理由だけでなく、
彼には、心が安らぐような、軌道を修正をするような機会が全く与えられなかったことも、彼を悪魔にした原因であると思います。

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*14:原作本編「シャドウハンター(TMI)」シリーズで、おすすめの巻(章)

原作「シャドウハンター(原題:The Mortal Instruments)」は、全6巻あり、1章(1巻〜3巻)と、2章(4巻〜6巻)に分かれています。

全巻素晴らしいですが、あえて
個人的なおすすめをするとしたら、1章の1巻〜3巻がおすすめです。
(1巻〜3巻は創元推理社さんから日本語翻訳本が出ています。)

1章(1巻〜3巻):
クラリーがシャドウハンターや、ダウンワールダー達と出会い、クラリーの特別な力でシャドウハンターとダウンワールダーが協力してヴァレンタインとセバスチャン(ジョナサン)率いる妖魔軍団と戦う。

2章(4巻〜6巻):
3巻でジェイスに倒されたと思われたセバスチャン(ジョナサン)が、第二の彼の母である悪魔リリスによって蘇り、セバスチャンはエンダークエンド (ダークシャドウハンター)を作り、シャドウハンターを一掃し、クラリーを王妃にしてイードムで王国を作ろうとする。


http://cassandraclare.tumblr.com/post/66890087997/cassandra-jp-has-kindly-been-doing-another-set-of
イードムのセバスチャン(ジョナサン)の要塞内にある玉座。

セバスチャン(ジョナサン)ファンでもあるので、セバスチャンがヴェイランの主人公である第2章(4巻〜6巻)は、セバスチャンは悪役でカッコいいけど、全体的に見ると第1章(1巻~3巻)の方が、お話の壮大さというか、シャドウハンターとダウンワールダーが協力したという点の感動が、ものすごく高かった気がします。

マグナスとアレク(マレク)のシーンも、1章(1巻〜3巻)の方が個人的に感動しましたし^ ^
(2章は、マレクの出番ちょっと少ないというか、4巻の前半部分はマレク世界旅行に行っていて登場しないので。
2章のカップルは、どちらかというとシジーがメインになるので。シジー❤カップルもとってもかわいいですが^^)

あくまでも個人的な感想なので。

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*15:「シャドウハンター」原作について

原作は、ヤングアダルト(YA)小説です。
私も当初勘違いしていた部分もありましたが、YA小説の定義は、ティーン小説や、もちろん児童書とは違います。
もちろんティーンでも読めますが、大人も読めるものです。
あえての対象としては、中・高生~ミレニアル世代です。
(それ以外が読んではいけないということではないです。)

YA小説のもとは、高校の先生が読書離れを心配して生徒達に読ませようとして、大人でも楽しめる小説だけれども、そのようなカテゴリーにして生徒達に、、もっと本を読んでもらおうという思いから、そのようなカテゴリーが作られたそうです。
(なので、YA小説が一般書のところに置いてあっても適切ではあります。YA小説好きな書店員さんがいれば特設コーナーを作ってくれていそうですが。)
大人の小説と異なるのは、R18シーンがないことくらいです。
(言葉まわしは、その作者さんや翻訳者さんの思想によるものと思われます。)

なのでYA小説は、ティーン向けではなく、それ以上も含まれ楽しめる小説ということです。

原作「シャドウハンター」も、深い内容をわかりやすくしてあり、どのような世代や性別の方でも楽しめる作品だと思っています。

日本には原作ファン少なそうなので、片身が狭いですが;;原作もおもしろいですし、すばらしいです。
小説版・映画版・ドラマ版、どれを先に見たかによると思いますが;;
(人間ってヒヨコじゃないけど、最初に見たものが親的な部分がありますからね;;)


http://cassandrajp.tumblr.com/post/168756663346/the-frog-prince-this-one-was-shared-via-ccs
ちなみに、作者さんのおじいさまはユダヤ教徒らしく、個人的にサイモンくんは、このおじいさんがモデルになってるのかなと思ったりしてます。
(原作のサイモンくんは、親しみがあり、敬意を込められているキャラクター表現をされているので。)


http://cassandrajp.tumblr.com/post/168604517071/cassandraclare-alexander-was-just-having-a-nice
さらに、原作のアレクは原作者さんの亡くなった親友がモデルであるそうです。
かなり思い入れのあるキャラクターであることは確かだと思います。
(というか自分の作った作品に思い入れのない作者なんているのだろうか;;)

そのことを鑑みて、ドラマ版でアレクのキャラクター(マグナスとの関係性も)変えられてしまったことへの原作者さんの思いを汲み取らないといけないかなと思ったりします。

ドラマ版終了で、原作や原作者さん、配給元に攻撃している海外のドラマファンの方がいらしたのですが;;
ちょっとそれには違和感を感じます;;
(海外と言ってもアメリカとは限りません。元々、「シャドウハンター」原作はアメリカで人気があった訳ですし。アメリカには原作ファンが多いと思います。)

日本の全般的なファンの方は、思慮深く、穏やかで配慮のある方が多いと思うのですが、海外のドラマファンの方ってその辺考えないのか、そういう概念がないのか、結構過激で、原作に対しても攻撃的;;
確かに過激で攻撃的な発言には人を惹き付ける力があり、同じ思いの人が怒りの代弁者だって英雄扱いになりますけど、その中身が事実であることや虚構であることがあるので判断が難しいですね。その手法を利用し、民衆を扇動していったのがナ〇スなんですけど;;
打ち切りが原作者さんのせい?と思うのは、憶測だと思うのですが;;
何が事実であるかの内部事情は当事者でないとわからないので、憶測で批判・攻撃するのはちょっと;;

数字的に原因を考えると、視聴者数とコスパと資金提供不足によるものです。
また、動画配信サービス市場の競争激化Disney+やワーナー独自の配信サービスに伴う企業的な戦略です。
さらにアメリカではHulu配信ですが、それ以外の国ではNeflixオリジナルとなっていて、Netflixオリジナル作品が他会社で製作される場合、ものによって異なりますが、2~7年の期間を空けなければならないという契約もあるとのことで救済も難しかった様子です。

なんでだろう;;TT
原作も素敵ですよーTTそんなこと言わないでーTTって思ってしまいます。

原作ファンもたくさんいるのに悲しくなりますTT;;
その話を鵜呑みにした他の人が原作はつまらないとか勘違いしたら、なんだか原作がかわいそうですTT
原作もおもしろいですよー!
というか原作が親であり、素晴らしい作品でもある為、もっと敬意を払われるべき作品に値すると思うのですが;;

あと、「シャドウハンター」の功績は原作、映画版、ドラマ版に限らずLGBTQIAについての考え方などをプラスの方向性へと少なからず導いてくれた存在であると思っています。
だから、ドラマ打ち切りで一部の過激的な海外ファンの方の原作者さんや配給元等への攻撃や迷惑行為で、悪いイメージが付かないかなと心配になります。

何が怖いかというと影響力のあるメディアが反対派に転じ、それを煽動することです。
正直世論なんて影響力のあるものが介入してしまえば、もう一方の意見も聞かずに、影響力の高い方へと傾きます。
(現にffさんSHファンを嘲笑うかのような行為をしてTVLineに注意されて謝罪してましたけど;;というか、もうお互い突っつき合うのやめて素直にファイナル楽しみたいですよーTTという気持ちなのですが;;なので、その該当ツイート等は載せないですけど、でも書いちゃったから意味ないか;;すみません^^;;)

現アメリカ大統領はLGBTに寛容ではない傾向にありますが、彼の目的はLGBTではなく、LGBTを信仰で禁止と考えている層の票を狙っているのだと思っています。
大統領が狙うくらいの票・人数がいるってことです。
(さまざまな考え方があって当たり前ですし、その信仰を否定する訳ではありません。)

コンスタンティンの会長さんのSNSに直接迷惑行為をした海外のマレクファンの方がいらしたのですが、その後、コンスタンティン会長さんは、SNSを全非公開ブロックしていました。

最近の海外映画やドラマでは、LGBTキャラクターがいるのは当たり前です。
実際に、最近のドラマシリーズにおいてLGBTQキャラクターが増えている傾向にあるそうです。
しかし、元々の信仰でそれらを禁止と思っている方々や、影響力のあるそのメディアが反対派になれば、プロパガンダ的にLGBTの作品は減少してしまうと思います。
(※もちろん、その信仰を否定している訳ではありません。)

#SaveShadowhunterの活動の寄付金はLGBTに悩む人達に使われると聞きました。

うまく言えないですけど「シャドウハンター」やマレク、LGBTのイメージのためにも、足をすくわれないようにしないといけないのかなと感じます。
(完璧な人はいないですけど、努めるくらいの感じで^ ^;;)
ちょっと広義に考え過ぎかもしれませんが。

いろいろ書いたのですが簡単に言うと、「マレクとかLGBTの作品好きとか言ってる人って、過激で攻撃的な人多くない?」というようなマイナスな客観イメージがついてしまうのは、ちょっと避けたいかなと;;
特にLGBTの方は、信仰等も絡んでくるので、かなりセンシティブな問題です。


http://cassandraclare.tumblr.com/post/168317029179/happy-birthday-magnus-bane-it-looks-like-jace-has
原作も素晴らしいです。というか、原作がなければ、映画もドラマも存在しないです;;

辛辣なことを言うと、ドラマ版の方がおもしろくなるのは当たり前かなと、ちょっと思ったりします。
(私は原作も最高だと思っていますが。)

ドラマ用にドラマティックにおもしろくするのがドラマ脚本家さんのお仕事です。

0から物語を創り出すことと、それを基に脚色していくことの大変さは違うと思います。
(脚本家さんの仕事が楽とかは言ってません。また違った大変さがあると思います。)

そもそも、小説と映画やドラマの情報の伝達傾向が異なるから仕方ないのかもしれませんが。
小説は、作者さんの伝えたいことをうちに込めて表現するもの。
映像化は、少なからずエンターテイメント性を重視する傾向にある気がします。
(全部がそうじゃないですし、どちらが優劣という意味ではなく、伝えられるものが、媒体によって変わってくるのかなと思います。)

親作品を子作品が超えてはいけないといことはないです。
全然アップグレードはされるべきだと思いますが、でも、そこに原作へのリスペクトというか愛がないと、それは成立しないと思っています。

原作から映画を楽しみにしてドラマ版も楽しみにしていた個人的観点から言うと、シーズン1の主ライターさん(エド・デクター氏)は、ほぼ原作へのリスペクトはなかったと思っています^ ^;;
客観的に見て非常にそれを感じました。
彼の方がエンタメ界で原作者さんよりもキャリアが上なのもあるかもしれませんが。

世界観違うし、SFやりたいなら、シャドウハンターじゃなくていいんじゃない?と正直思いました。
(原作は、ゴシック系ダークファンタジーです。)
(原作者さんが、世界観やストーリーライン、キャラクター設定等を変えていいことを快諾しているのであれば、それで別に構わないと思いますが。)

原作とドラマ版が違うことや、その時の作品傾向の流行りがあることは理解していますが、はっきり言うとシーズン1原作ファン完全無視な作りでした。
原作ファンも大勢いることを忘れちゃってるのかな^^;;?
(原作ファンが多くいるのに、あえて排除する作りになっていて、視聴者数が低迷していったのは残念です。)

S1好きな方ごめんなさい。もちろんS1にも、素晴らしいエピソードはありますが、ここで言っているのは、そのことではなく、あれだけ世界観や設定やらストーリーライン変えておいて、エド・デクターさんは「創造性の違い」で、ライターをS1で降りちゃいました;;
(今でも、エグゼクティブ・プロデューサーはやっているようですが。)
途中で降りるくらいなら、世界観変えないでTTって思いました^ ^;;

ちなみにシーズン2からは、メインライターさんは、主にトッド・スラフキンさんとダレン・スイマーさんが担当されています。
(エピソードによって脚本家は異なりますが、代表は彼らのようです。)

このお二人に変わって、かなり軌道修正され原作のエピソード等を取り入れたり、世界観を原作になるべく近ずけようとしてくれた為、シーズン2からは「シャドウハンター」って感じで、おもしろくなりました。
(新ライターのお二人は、どうやらシャドウハンター・クロニクルズ・シリーズの全シリーズのエピソードをドラマに取り入れて脚色しているように感じます^^)
(セバスチャン=ジョナサンが登場するところだからというのもありますが。)

※逆の話もあります。
エド・デクターさんは原作と変えてしまったのを修正しようとしたけれど、それに反対したのが今のライター陣さん達というお話もあります。
「創造性の違い」は、原作に対してではなく、製作陣さん達に対してのものかもしれません。
内部事情は、不明ですが、レーティング低下の原因の一因は、原作のストーリーの根幹とも言える世界観などを変えてしまったこともあると思います。
(原作ファンを基盤として、新規ファンも取り込む形にすれば、もっとシーズン長く続いたのではないかなと^^;;本当ならシーズン6までの予定だったらしいです。)

ですが、原作ファンの多いと思われる本国のレーティングは、シーズンが進むごとに1/3ずつ減っていきました。
(本国のレーティングがドラマ継続に大きく左右すると思うので、ドラマ打ち切りは誰のせいでもなく本国の視聴者の判断の結果とも言えると思うのですが。原作ファンが、多い作品なのに原作ファンをみすみす逃しちゃうなんて、もったいないですね。)

そもそも、原作ファンはドラマ版観ないのかも;;
本国アメリカのドラマコメント見てると、酷評多いですし;;
(私は原作も映画版も、ドラマ版も観たいですが。)



作品に思い入れがある作者さんはアーティストとして当たり前のような気がするんですけど、いくらドラマで改変されるのは理解できても、ドラマ版では世界観はおろか変えなくていいところまで変えてしまっている為、これは原作者さん了承していなければ傷付くだろうなとは感じました。

当初、ドラマ版のあまりの世界観の変えっぷり(ゴシックダークファンタジーからSFファンタジーに変わった。今の流行りということもありそうですが。)に、何も知らない私は、原作者さん魂売ったんだな。お金が儲かれば自分の大切な作品どうなろうとも、どうでもいいんだな。って勝手に思ってました;;
(原作を改変して自由にやっていいですよという原作者さんは、主に売り出し中か、名を挙げたい、お金、その作品が原作ではヒットしなかったので特に思い入れは無くなったのどれかかなと個人的に解釈しています。)

しかし、あのドラマ版終了騒動で、原作者さんの意向はドラマには取り入れられず、原作者さんは、原作とドラマは別ものなので。というスタンスを取っていたことがわかりました。
(自分の作品なのに、意見が取り入れられなければ、もう別ものだという気持ちは理解できます。)

ドラマが終了したのはコスパと視聴率です。
(そもそもドラマ版に原作者の意向が取り入れられない上に、契約規則等もあるはずなのに、打ち切りが原作者さんの一存で決められると考えてしまうのはちょっと安易かなと;;もっと巨大なものがあると思うんですけど;;それについては下記に。)

シーズンごとのレーティングの低下率を見れば、それは明らかなことなのですが;;
(原作ファンの方は、別物となったドラマ版シーズン1で見なくなっちゃった方も多そうです。)

Netflixがスポンサーを降りたことから、ネット配信でもそれに似たような状態になっていたんだと思います。

※流れとして、「シャドウハンター」シーズンごとに視聴率低下→大型スポンサーだったNetflixが資金提供から手を引く→製作会社コンスタンティンのみでは補えない分の資金協力をfreeform(ディズニー系)に頼む→自社製品に注力していくと思われるfreeformは資金協力拒否→コスパにより打ち切り。
のようです。

あと、アメリカエンターテイメント界で、ドイツとスイス合資会社コンスタンティンが幅を利かせられないというのもあるかなと思います。
(アメリカエンタメは、ディズニーかワーナーが牛耳っていると思っています。いろいろ書いていますが、ディズニー作品もワーナー作品も大好きです。)

ワーナーが作ってくれていたら、世界観を保持したままファンタジーをアップグレードして、超大作映画シリーズにしてくれたんだろうなTT
(単純にドラマ予算では再現が難しい世界観だと思っている為です。「GOT」は映画並予算なので例外です。それに原作者がドラマ脚本に参加しています。)

結局のところアメリカドラマは、アメリカで視聴してくれている人(スポンサーのCM等を直接見て購買する客層)がネックとなるので、原作のファンが多そうな本国では、原作とけっこう異なるドラマ版がシーズンごとに視聴者が1/3ずつ減少し、コスパも考えて打ち切りになったのだと思っています。

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*16:「シャドウハンター」の打ち切りは競争的戦略?

「シャドウハンター」の打ち切りは、Netflixの戦略的なものであることも考えられます。
たぶんこれがコスパと共に、一番有力かも;;
だからって、Netflixのせいだとは言ってないですよ!資本主義・市場主義の世界のお話なので仕方ないかなと思います。
(米ニールセンの「シャドウハンター」のレーティングは上記にも記載したようにシーズンごとに1/3ずつ減少しているので;;)

今年は最多の13作品!年々キャンセルされるシリーズが増えるNetflix、その理由とは? by 海外ドラマNAVI

※「シャドウハンター」は、Netflixが多額の資金提供をし、コンスタンティンフィルム製作、freeform(abcディズニー系)、アメリカではHulu配信(ディズニーが買収したFoxの配信サービス)のようです。
(日本ではNetflixオリジナル作品となっていますが、アメリカではちょっと複雑なようです。)

Netflixは、ライセンス料をできるだけ支払わない方向性、独自の製作及び配給、配信(純正自社製品)に注力するということですね。

背景には、2019年度からは、Huluを所有するFoxを買収したディズニー独自の配信サービス「Disney+」が開始(米)され、またワーナーも2019年末頃までには独自配信サービスを提供する予定であり、Appleも動画配信サービスを開始する予定とのこと。
Netflixではディズニーやワーナーが所有する作品がライセンス契約終了になる可能性が高く(又は高額なライセンス料になり)、競争激化が予想されます。
(特に独自のスタジオや製作に長け、長い歴史のあるディズニーやワーナー等は、DVDレンタル会社からスタートした歴史の浅いNetflixにとっては普通に戦ったら敵いそうにありません;;)

というかエンドユーザーからしてみれば、見たいコンテンツが分散されて、いろいろ契約しなくちゃならなくなるってことですが;;

たぶん今後の主力となる動画配信サービスは、NetflixやHuluから、Disney+やワーナー独自の配信サービスになっていくんだろうなと思います。
(今のところ日本でのサービスは提供は不明です。)

また、Netflixオリジナル作品は、ものによって異なりますが、2年~7年の期間を空けなければならないという契約があるらしく、他の会社で、コスパ等も考慮すると救済は難しいみたいです。



「シャドウハンター」できれば原作のストーリー的にもシーズン4(本来はシーズン6までの予定だったそうです。)まではやって欲しかったなと思いますが。

でも、シーズン8まで無理やり続けたようなCWドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」の沈みゆく船状態になるよりは、いいかなと思うのですが^ ^;;

それに、いつ終わってしまうかわからない作品に、出演俳優さん達を拘束させてしまうよりも、その役としての俳優さんが見れなくなるのは残念ですが、人気があるうちに次の作品へとステップアップしてもらった方が俳優さん達にとってもいいんじゃないかなと思うのですが。
(クラリー役のキャサリン・マクナマラさんは、CW「Arrow」に出演もし始めましたし、きっと人気があればゲスト出演からレギュラーキャラクターになる可能性もありますし。「Flash」とのクロスオーバーではオリバーとフェリシティの娘になってるらしいです。「Flash」のバリーとアイリスの娘も未来から出てきたからあり得るw)

「ヴァンパイア・ダイアリーズ」全シーズン見ていた方ならわかると思いますが、シーズン1〜4にかけてが一番おもしろかったです。
(↑デイモンとエレナがくっつきそうでくっつかないところと、クラウスとキャロラインのところ。)

また、特にシーズン2〜4はクラウス(オリジナルズ)が登場し、敵のクラウスとキャロラインがどうなるんだろうと、シーズン5を期待していたのですが。

シーズン5:オリジナルズキャラクターはスピンオフドラマ「オリジナルズ」に移行し、「TVD」は、これまでのシーズンの繰り返しのような感じ。

シーズン6:ヒロイン:エレナ役のニーナ・ドブレブさん降板。
かわいくて、ぶっ飛び魔法使いもどきでサイコパスのカイ・パーカー(サイコパス以外はマグナスっぽいですw)がいたから見れました。

シーズン7:ヒロイン不在のまま。
(見たけど、忘れてしまった;;)
ヒロイン候補のキャロラインは産休に入りそうで、ボニーちゃんもシーズン8をもって降板すると発表。
メインキャストが、どんどんやめていく;;
そして、ファイナル決定。

シーズン8(ファイナル):一応、ファイルシーズンのファイナルエピソードには、エレナがカムバックして、ある意味でのハッピーエンドでしたが。

ここまで見たから、全部見る精神で見てた面もありましたが;;
「ヴァンパイア・ダイアリーズ」の最後の方は、もう沈みゆく船を眺めているようでした;;
(誰が、いち早く救命ボートに乗るか。みたいな;;)

「TVD」のあの状態を見ていると、オリジナルメンバーがフルでいるまま、惜しまれつつファイナルになるのが作品としては幸せなんじゃないかなって思いました。
(厳密に言うと、ジョスリンとセバスチャンがいませんが;;)

ここまで、この記事を読んでくださった方はいなさそう^ ^;;

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

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