TiaRabbit❤ティアラビット

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YA小説「カラヴァル(Caraval)」ステファニー・ガーバー著をご紹介。

※ネタバレ要素があるかもしれないので、ご注意ください。
↑「カラヴァル」台湾版ブックカバーです。
世界観を描いてくれています。とってもすてき❤

1巻「カラヴァル」簡単説明♪
優しい伯爵のフィアンセと、甘くて危険な船乗り。
二人の間で揺れるスカーレットの恋。



〔該当項目へ移動します。 ※右下の↑ボタンでページトップに戻ります。〕
「カラヴァル(Caraval)」について
小説の概要
世界観
主な登場人物
あらすじ
感想
*「カラヴァル」読書中におすすめの曲♪



〔小説の概要〕
*タイトル:「カラヴァル(Caraval)〜深紅色の少女」(3部作の第1巻)
*著者:ステファニー・ガーバー
*カテゴリー:ヤングアダルト(YA)
*ジャンル:ファンタジー、ラブロマンス、ミステリー
*女性向け(男性でも楽しめますが、甘ったるいの苦手な人はムリかも;;)
(ロシア語版?のブックカバーには、「レディー・ファンタジー」って付いていたから、カテゴリー的にはそういうことだと思います。)

※日本では明確にYA小説であることの紹介がされていませんが、原作はYA小説なので大人向けの重厚ファンタジーを望んでいる方は向いていません。
(一般書として扱われてもそれは間違いではありません。大人が読んでも楽しめる作品ですが、ターゲット層がミッド&ハイティーン~ミレニアル世代となります。)

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〔世界観〕

*美しく煌びやかで、怪しく不思議な世界観。

*女性向けファンタジーで、不思議の国のアリスに、ラブロマンスとミステリーを掛け合わせた感じ。
(ラブストーリーが、ちょっと乙女ゲームっぽいです。)

*時代設定:19世紀くらいのイメージ。ヴィクトリア朝のような感じ。
(架空の暦あり:エラスティン王朝57年)

*第1巻は姉妹のうちの姉スカーレットを視点に描かれる。

*主な舞台:
レジェンドというゲームマスターが所有する不思議な魔法にかかった島:ロス・スエニョス島。
水の都ヴェネチアのような雰囲気と、ディズニーリゾートのファンタジーランドと、メディテリアンハーバーのイメージが織り合わさっている感じです。

*その魔法の島で繰り広げられる不思議なゲーム「カラヴァル」の勝者は、ゲームマスターのレジェンドによって、1つだけ願いを叶えてもらえる。

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〔主な登場人物、キャラクター〕

スカーレット・ドラグナ(姉)
*髪の色:ブラウン
*瞳の色:ヘーゼル
*性格:慎重で真面目
*美人だが、あえてそれを自分で隠すような地味なドレスを着ている。

ドナテラ・ドラグナ(妹)
*髪の色:ハニーブロンド
*瞳の色:ヘーゼル
*性格:自由奔放
*小柄だが華やかでかわいい容姿

ジュリアン・マレーロ
*髪の色:ダークブラウン
*瞳の色:ライトブラウン(茶色と琥珀色、キャラメル色)
*性格:シニカル
*スカーレット(緋色)とのことをクリムゾン(深紅)と呼ぶ。
*焼けた肌と筋肉質な体、美しい顔は女の子を魅了しているが、姉スカーレットには遊び人の軽い男で怪しく見えている。

マルチェロ・ドラグナ総督(姉妹の父)
*髪の色:ブロンド
*姉妹の父
*数年前に妻に逃げられ、人が変わった。
姉妹を束縛し服従させ、自らの地位と権利の為に、駒のように扱う。

ダンテ
*髪の色:ブラック
*瞳の色:ダークブラウン
*優雅で美しく、端正な顔立ち。
*前回のカラヴァルの勝者
*身体にタトゥーがあり、手の甲には薔薇のタトゥーがある。

ニコラス・ダルシー伯爵
*髪の色:ブラック
*父が決めたスカーレットの婚約者。
*若く美しい紳士。

レジェンド
*カラヴァルのゲームマスター
*シルクハットがトレードマーク
*魔法によって最高のエンターテイナーとなった。

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〔あらすじ〕
エラスティン王朝57年、メリディアン帝国、属州トリスダ島という閉鎖的で小さな島に住む2人の娘。

心配性で真面目な姉:スカーレット・ドラグナ
自由奔放で無鉄砲な妹:ドナテラ・ドラグナ

2人の父は、総督のマルチェロ・ドラグナ
恐ろしい父親で、2人の娘を束縛というより従属させていた。
どちらか一方の娘が、言うことを聞かなければ、もう一方の娘に罰を下す:身代わりせっかんをする。
(性的虐待はないが、外傷を加える。)

父は富は得ているが、足りない権力の為に、娘スカーレットを貴族と政略結婚させようとしています。

スカーレットは、その政略結婚の相手の顔も名前も知らないが、手紙でのやり取りのみでは優しそうな紳士であると感じられ、彼と結婚することによって、恐ろしい父の支配から自分と妹ドナテラを救う唯一の手段だと思っていた。

恋や夢よりも、安心できる暮らし、父から逃れ守ってくれる存在が欲しいと思っていた。

そんな姉スカーレットに1通の招待状が届いた。

スカーレットが子供の頃から夢見ていた「カラヴァル」への招待状。
でも、スカーレットはもう魔法を信じる7歳の子供じゃない。
数日後に政略結婚を控えた17歳になっていた。

しかし、自由奔放な妹ドナテラ(テラ)は、偶然知り合った船乗りのジュリアンに頼み、姉スカーレットも無理やり一緒にカラヴァルの島へ連れて行ってしまう。

島に着いた途端に妹テラは、行方不明になってしまった。

仕方なく何者かもわからない船乗り(自称一等航海士)のジュリアンとカラヴァルの島で妹テラを探すことに。

姉スカーレットは、最愛の妹テラを探していくうちに、不思議なゲーム:カラヴァルに参加することに。

しかも、かっこいいけど遊び人っぽくて怪しいジュリアンと共に。

スカーレットは、カラヴァルのゲームに参加していくうちに、成長していき新たな自分を発見し、大切な人を見つける。

そんなスカーレットに残酷な試練が待ち受ける。

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〔「カラヴァル」感想〕
不思議な国のアリスにラブストーリーが入ったら、最高じゃないかな。と想像したことがある人は、たぶんハマると思います。

ラブストーリーのところは、ちょっと乙女ゲームっぽくてドキドキします。

ミステリー要素があるので、ハラハラします。

情景描写が、お菓子などに例えられていてかわいらしく、心理描写が色で例えられることが多々あり繊細でカラフルです。
好き嫌いがあると思いますが、私は好きな感じでした。

不思議な世界観で表現が独特な為、情景描写を構築するのに、けっこう想像力が必要と思います。
(自分の想像力がカラヴァルに試されてる感じ。)

**********

全3巻の予定で、1巻は姉妹の姉のスカーレットがヒロインとなり、彼女の視点から描かれています。

姉スカーレットは、元の性格と環境から慎重で真面目な性格です。

お話が進むごとに、利発な強い女性に成長していきます。

強い女性は好きなのですが、アメリカのYA小説やドラマのヒロインって、強すぎて怖いというかw;;
強すぎて自立とか独立を超越して孤立になってるというか。
もう、そんな強かったら、誰の助けもいらないじゃない?状態というか。
でも、どちらかというと物理的・体力的な強さが強調されている感じで、精神的には弱い感じが多くて。

日本とアメリカの考える女性の強さっていう概念が、ちょっとズレて?いるのか、私だけの感覚なのか;;
“強い女性=やまとなでしこ”と思っている固定概念がいけないのか。

内面的な強さを求めているのに対して、YA小説やアメドラの中で流行っているヒロイン像の強さはそれとは、ちょっと違う強さが多くて;;

でも、この「カラヴァル」1巻のヒロイン姉スカーレットは内面的に強い女性に成長していくので、とてもかわいかったです。

そして、ジュリアンがまた私のツボなキャラクターでした。カッコいい。
私の中のイメージでは、ディズニー「ラプンツェル」のユージーンです。
ダンテもかっこいいんですけどね。
彼らにはまだ何かありそうです。

ラブストーリーの感じは、なんとなく乙女ゲームっぽい感じでドキドキします。

ファンタジー×ミステリー×乙女ゲームな感じです。

**********

「カラヴァル」の謎解きゲーム自体は、理屈を考えない方がいいと思います。

不思議な魔法の世界のゲームなので。
「不思議の国のアリス」で、帽子屋さんと五月うさぎさんとネズミさんが、なんでもない日にティーパーティーしていても、理屈は考えないのとおんなじ感じです。

このお話のミステリーの部分は、そのゲームの謎解きの部分ではありません。
カラヴァル自体がミステリーです。

**********

カラヴァル自体や、ゲームマスター:レジェンドに関する謎はまだ残っていますが、スカーレットが参加したカラヴァルのゲーム自体のミステリーは1巻でわかります。

嘘と真実の糸が入り乱れた事実。
でも愛だけは真実。

最後の方、ヒロインと同じ感想「騙された!」って思いますけど;;
カラヴァル入場前に、ルールを散々作中で言っていたことを忘れていました。

「カラヴァルへようこそ!
〜カラヴァルの世界に入る前に、ここで起きることはすべてゲームにすぎないのだと心にきざむこと。
〜だまされてはいけません。われわれはそれが現実だと信じこませようとしますが、すべては演技。偽りの世界です。
〜はまりすぎないよう、どうぞご注意を。」
*「カラヴァル(Caraval)」ステファニー・ガーバー著より一部引用*

騙されたいたのはヒロインだけでなく、読者もでした。



「カラヴァル(Caraval)」シリーズの第2巻「レジェンダリー(Legendary)」は、妹ドナテラ(テラ)がヒロインとなるようです。

2巻は、さらにハラハラドキドキでおもしろくなっているとレビューにもあったのですが、スカーレットとジュリアン カップルのファンになってしまった為、そっちの方が見たい気もします^ ^



映画化される可能性もあるらしいです。
https://www.goodreads.com/questions/1213428-will-caraval-ever-be-made-into-a-movie
著者のステファニー・ガーバーさんによると、20世紀Foxが映画化の権利を買取っているそうです。

そういえば、20世紀Foxは先日ディズニーに買収されましたね。
ということは20世紀Foxを介したディズニー映画ってことでしょうか?
主にFoxの所有している配信サービスHulu狙いみたいなのですが、FoxもHuluもディズニー系に入るってことですよね。

「カラヴァル」世界観が映画になったら、すごそうですね。

第2の「ハリーポッター」と言われているみたいですけど、そんな感じはしなかったです。
超有名ファンタジー「ハリーポッター」を引き合いに出しちゃうとハードル上がっちゃうし;;逆に反発心を生んじゃいそうなので、かわいそうです^ ^;;
「ハリーポッター」しかファンタジーの指標がないのかな;;
どちらかというと「不思議の国のアリス」なんですけど;;
「不思議の国のアリス」を引き合いに出してしまっていますが;;
とりあえず、あちらは1865年刊行の文学なので。

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〔「カラヴァル」読書中におすすめの曲♪〕

本を読む時、その世界観にあった曲を聴きながら読むとおもしろいので、個人的なプレイリストです。

「カラヴァル」の世界観や、スカーレット×ジュリアンをイメージして選曲しました。

「カラヴァル」を読む際に聴くと、さらに盛り上がるかも。
(あくまで主観選曲です)


♪「Carousel」 Melanie Martinez



♪「Mad Hatter」 Melanie Martinez



♪「Dollhouse」 Melanie Martinez



♪「Tag, you're It」&「Milk and Cookies」 Melanie Martinez



♪「Cake」 Melanie Martinez



♪「Love Me Chase Me」 Reeve Carney
このMVのリーブ・カーニーさんが、レジェンドっぽかったので^^
舞台裏姿は、ジュリアンっぽい。
リーブ・カーニーさんは、「ペニー・ドレッドフル」で、ドリアン・グレイを演じていました。
「ペニー・ドレッドフル」観てないですけど、リーブさん演じるドリアン・グレイは知ってますw
映画版ドリアン・グレイを演じたベン・バーンズさんも美しかったですが、リーブ・カーニーさんのドリアン・グレイも美しく、さらにセクシーです。



♪「Wings」 Birdy



♪「Bones」 MS MR



♪「Young and Beautiful」 Lana Del Rey



♪「Once Upon A Dream」 Lana Del Rey



♪「LIVE LIKE LEGENDS」 Ruelle



♪「Chandelier」 Sia
香水Miss DiorのCMの曲です。



♪「Unconditionally」 Katy Perry



♪「no tears left to cry」 Ariana Grande



♪「For You」 Liam Payne, Rita Ora
「Fifty Shades Freed」という小説が原作の映画のサントラの曲らしいのですが、
この曲のイメージが、スカーレットとジュリアンにぴったりだったので♪

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